年収600万円の男性の皆さま、このような疑問はありませんか。
・年収600万円の男性の人気度はどのくらい?
・結婚相談所で年収600万円の男性は簡単に結婚できる?
このページでは、ハイスペ男性専門の元アドバイザーが、年収600万円の男性のリアルな婚活事情について解説します。
本記事では、アドバイザー時代にはできなかった本音を大公開し、年収600万円の男性の婚活について赤裸々に語っていきます。
年収600万の男性の人気度
結婚相談所での、年収600万の男性の人気度はどのくらいあるか気になりませんか。
結論から申し上げると、住んでいるエリアによって人気度は大きく異なります。
例えば、東京や大阪の大都市圏では、年収600万円は平均的なので目立ちません。
しかし、上記以外のエリアでは、年収600万円台の年収は高年収に入りますから、キラリと光ります。
これを読んだ男性で、「俺は東京住まいで年収600万円だ…」と落ち込む必要はありませんよ。
男性側の強みは、パートナーを全国から探せることです。
なんだか婚活がうまくいっていないな…と感じていたなら、婚活エリアを変えてみるのはアリかもしれません。
年収600万円以上の男性の割合
ここでは、結婚相談所に登録している年収600万円以上の男性の割合をそれぞれ解説していきます。
20代
私の体感では、3%くらいだと思います。
100人の20代男性のうち、3人くらいが年収600万円以上ということですね。
20代で年収600万円以上となるのは金融系、コンサル業や起業されているケースなど、非常に忙しいお仕事の方が多かったです。
30代
30代では、45%前後の登録男性が年収600万円以上だったように記憶しています。
約2人に1人は、年収600万円以上ということになりますね。
お仕事はIT系や金融業、製造業、サービス業などの多岐に渡っているのが特徴でした。
20代で年収600万円の方は、休日もままならないほど多忙なことが多いです。
一方30代で年収600万円の男性は、20代に比べて土日にお見合いを組み込める余裕がある印象でした。
40代以上
40代以上では、8割以上の男性が年収600万円を越えていました。
特に私が勤務していた銀座のような一等地にある結婚相談所では、40代で年収600万円を下回る男性は非常に少数でした。
結婚相談所では男性の年収が重視される要素の一つのため、マッチングが難しくなってしまうことがあります。
年収600万円の男性の成婚エピソード
ここで、年収600万円の男性の成婚エピソードをご紹介します。
34歳のワクイさんは、システムエンジニアをしているちょっとぽっちゃりめの男性でした。
少し太めではありましたがお顔立ちはとても整っていらっしゃることや、会話のキャッチボール上手なところが、女性から好感を持たれるだろうなという印象です。
実際にお会いすると好印象なワクイさんですが、私には一抹の不安がありました。
「34歳、都内在住、年収600万円、システムエンジニア」というプロフィールが、平凡過ぎるため、婚活男子たちの中で埋もれてしまうのでないかと思ったのです。
予感的中!プロフィールが埋もれた
私の悪い予感は的中しました。
ワクイさんのプロフィールは東京エリアでは非常に多くある内容だったため、婚活女性の目を引くことが出来ませんでした。
私はそのことを、正直にワクイさんにお伝えしました。
ワクイさんは私の話を聞きながら、「なるほど。マーケットを分析して正しく理解することが大切なんですね!」と、なにやらワクワクしたご様子。
ワクワク感を婚活に持てる人は、必ず婚活が成功します。
活動の仕方について綿密に話し合う
ワクイさんとは、まるで商品企画の仕事のような話し合いを重ねました。
話し合いの結果、
・写真撮影のためにダイエットも頑張る
・プロフィール写真には投資する価値がある
・福岡に縁があるので九州も視野に入れて婚活をする
ということになりました。
ワクイさんは目標ができると一直線に頑張れるタイプで、ダイエットの成果がみるみる表れました。
入会時とは別人になったようにシャープになったお姿で、屋外で撮影したプロフィール写真は最高の出来映えでした。
全国から申し込みが殺到!
最高のお写真とエリアを全国に変更したことで、ワクイさんには全国の婚活女性から申し込みが殺到しました。
そしてその中から、静岡県の女性との交際がスタート。
お相手女性は4歳年下で、同じくシステムエンジニアのお仕事をしている方でした。
ワクイさんのご入会から8ヶ月で交際スタートし、3ヶ月のお付き合いを経て成婚退会されました。
婚活がうまくいかない時には、必ず原因があります。
お写真なのか、プロフィール文なのか、コミュニケーションなのか。
婚活停滞の原因を掴むことが、婚活には最も大切であると言えそうなエピソードですね。
年収600万円の男性が成婚するためのアドバイス
最後に年収600万円の男性が成婚するためのアドバイスを3つ、お伝えしますね。
婚活が長引いているな…と感じている男性、必見です!
①:プロフィール写真で差をつける
年収600万円の男性が成婚するためのアドバイス、その①はプロフィール写真で差をつけることです。
前述したワクイさんの成婚エピソードからもお分かりいただける通り、年収600万円男性は年収で目立てない分、「何か」で目立つ必要があるからです。
年収をアップさせて目立つようにするのはすぐには難しいですが、プロの撮影によって魅力アップしたお写真を撮ることのほうが即効性があります。
「そもそもイケメンじゃないから写真で盛れないよ…」なんて思わないでくださいね。
プロのカメラマンは、人それぞれの魅力を引き出すプロです。
あなた自身が見たことがなかった魅力的な表情を引き出してくれること間違いなしですよ。
②:婚活エリアを広く設定する
年収600万円の男性が成婚するためのアドバイス、その②は婚活エリアを広く設定することです。
婚活を始めた段階では特に考えることなく「近隣の女性がいいかな」と、婚活エリアを設定してしまっている男性が多いのですが、これは意外と盲点と言えます。
奥さんには家庭に入ってもらいたいと考えているようでしたら尚更、全国からパートナー探しをしてみましょう!
実際に私が担当したケースでも、東京(男性)×福岡(女性)や、東京(男性)×富山(女性)などの成婚例がありました。
遠距離婚活の場合は、男性側が女性側の土地に出向いてお見合いをすることが一般的。
でも、女性が旅行がてら東京に来たタイミングでお見合いをセッティングすることもありました。
「必ず男性側が行かなくてはいけない!」と思い込まずに、まずは婚活エリアを広げてみてはいかがでしょうか。
③:お相手に興味を持つ
年収600万円の男性が成婚するためのアドバイス、その③はお相手に興味を持つことです。
これも②と同様に、婚活の盲点だったりします。
なぜなら男性は成果主義であることが多く、婚活をスタートすると結果ばかりにとらわれがちだからです。
しかし、結婚相手と結ばれるためには、当たり前のことですが、お相手を深く知りたいという気持ちがなければ関係性は深まりません。
お相手を深く知りたいという感情は、緊張していてガチガチな中では沸き上がりづらい感情です。
ご自身の中で異性との会話が苦手である、初対面では緊張しがちな性格であるという自覚がある場合は、婚活パーティ等を活用して異性と会話する訓練を積んでみてくださいね。
婚活は急がば回れが正解なこともあります。
ご自身の苦手分野を知ることが、婚活戦略には役立ちますよ。